フランス語で「高い音の木」を意味する「オーボエ」。
独特の、澄んだ音色が魅力の楽器です。
オーボエは、クラシックだけでなく映画音楽やポップスにも使われ、様々なジャンルにおいて重要な楽器であると言えます。
「世界で一番難しい木管楽器」としてギネス認定されるなど、ハードルが高いイメージをお持ちの方も多いです。
- オーボエについて知りたい
- オーボエに興味がある
- これからオーボエを始めたい
- オーボエをどう吹いたらいいか分からない
そんな方もいらっしゃいますよね。
ぜひ参考にしてください。
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オーボエの特徴
オーボエは木管楽器を代表する楽器で、管弦楽において重要な存在です。
主な特徴は以下の通りです。
音色
オーボエの音を言葉で表すと、
- 澄んだ音
- 甘い音
- 哀愁
- 神秘的
などが挙げられ、オーボエでしか出せない、優しい独特な音と表現力が魅力です。
本体とリードの組み合わせ、そして演奏者によって音色は様々な表情を見せます。
音量はさほど大きくはありませんが、他の楽器に埋もれない音色の楽器です。
構造
オーボエは大きく分けて3つのパーツで構成されています。
| 上管 | 先端にリードの差し込み口がある。キーがついていて、主に左手で扱う。 |
| 下管 | 上管と同じく、キーがついており、主に右手で扱う。 |
| ベル | リード側と反対の先端で、音が出る部分。クラリネットほど先が広がっておらず、肉厚に作られている。 |
役割
オーボエは、フルートと共にオーケストラの高音部を担当します。
オーケストラの演奏前、オーボエが「ラ」の音を出してチューニング（他の楽器と音程を合わせる）します。
華やかなメロディとソロを担当することが多く、曲中で静かになった場面でのオーボエソロは、聴衆の注目を一気に集めます。
他の楽器と一緒にメロディを演奏するときも、オーボエが入ることで輪郭が生まれ、はっきりとした音色になります。
オーボエの演奏方法
オーボエは、ダブルリード（上下に合わせた2枚の薄い板）を使う木管楽器です。
ダブルリードに息を吹き込み振動させることで音を出し、キーを押さえる（開閉する）ことで音程を変えます。
リードを口に入れる深さが浅いと音が出づらく、また深いと強く吹いてしまい音程が安定しません。
リードはとても繊細で、自作をする上級者もいます。
オーボエ本体の内径はとても細いため、たくさんの息を吹き込むと思いのほか息が余り、音程をコントロールするのが難しいと言われています。
また、音程を変える指使い（運指）も複雑です。
オクターブキーを使うことで、例えば「ド」の音を出す場合、オクターブキーを押し込むことで、1オクターブ下や、1オクターブ上の「ド」を出すことができます。
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オーボエの有名曲
オーボエ奏者がどの様に演奏しているか、定番の楽曲で見てみましょう。
モーツァルト：オーボエ協奏曲第1番
チャイコフスキー 白鳥の湖より 「情景」
オーボエの美しい音色が際立ち、とても大切な楽器で、重要なパートであることが分かります。
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オーボエはその美しい音色で多くの人を魅了する楽器です。
しかし、始めるにあたって「難しそう」「どうやって学べばいいの？」と不安を感じる方も多いでしょう。
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まとめ
今回は、オーボエの特徴や、演奏方法をまとめました。
改めて内容をまとめます。
- オーボエは、クラシックだけでなく映画音楽やポップスにも使われている
- 本体とリードの組み合わせと、演奏者によって音色は様々
- オクターブキーを使い、低域から高域までコントロールする
- 上達したい場合はオーボエの美しい音色を手に入れるための上達講座などを利用して練習しよう
他の楽器には出すことのできない、オーボエの音色。
難しい楽器と言われていますが、特徴や演奏方法を正しく知ることで、身近に感じますね。
オーボエの魅力をもっと知って、楽しんで素敵な音色を奏でましょう。
また練習したい方はオーボエの美しい音色を手に入れるための上達講座がおすすめ。
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