好きなバンドやミュージシャンが、エレキギターを弾く姿はカッコよく、憧れますよね。
- まずは独学で始めたいけど、挫折しそう
- 最初に何をそろえたらいいか分からない
など、不安な方も多いのではないでしょうか。
また、「エレキギターを買ったけど、何から練習したらいいか分からない」と言う悩みも。
実はエレキギターは、独学でも十分に始められる楽器です。
この記事では、「エレキギターを独学で始める際の基礎知識」や、「必要な物」、「独学での練習方法」についてご紹介します。
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エレキギターを独学で始めることは可能?
エレキギターは、独学でも十分に始められます。
初心者向けの教則本やYouTube等の動画を活用すれば、エレキギターの情報はたくさん入手可能です。
また、好きなギタリストやバンド、ミュージシャンの動画を見て、エレキギターの音を知る事も上達するために大切な要素です。エレキギターを始めるための基礎知識についても、教則本や動画で解説されています。
独学でできるエレキギターのオススメの練習方法
独学は可能とお伝えしましたが、ではどのように練習すればいいのでしょうか。
エレキギターを独学で上達させるためにオススメの練習方法は次のとおり。
- 日々10分の練習を心がける
- 練習をすぐに始められる環境を整える
- 練習を開始する具体的な条件を設定する
- 演奏したい楽曲を選ぶ
それでは、各ポイントを詳しく見ていきましょう。
日々10分の練習を心がける
趣味で楽器を演奏する人にとっては基本の行為ですが、エレキギターの演奏にも同じことが言えます
疲れている日でも、最少10分間はエレキギターに触れてみてください。
ただし、触れるだけでは意味がありません。
最初にエレキギターを手にとって、前回の復習から始めましょう。
前回は音階の練習をした場合、再度音階を弾いてみます。復習だけで1日が終わってしまっても問題ありません。
復習により、着実にスキルアップします。
時間が許すなら、次のステップに進んでみましょう。
練習をすぐに始められる環境を整える
普段、エレキギターをどのように保管していますか?
ホコリを避けるために毎回ケースに収納する人もいるでしょう。
楽器を清潔に保ちたいという気持ちは理解できます。
しかし、疲れた日にギターをケースから取りだすのが面倒に感じることも。
その手間を省くために、エレキギターをケースにしまわないことをオススメします。
エレキギターの置き場所を決め、教則本なども一緒に置きましょう。
同じく重要なのが、演奏時に座る椅子です。
可能であれば、椅子も用意しておきましょう。
これで、素晴らしい練習スペースの完成です。
練習を開始する具体的な条件を設定する
練習スペースができたら、次に練習を始めるための条件を設定しましょう。
独学では、全てを自己管理する必要があります。練習の開始サインも自分で決める必要があります。
毎日同じ時刻に始めることも一つの方法ですが、常に同じ時間に練習できるわけではありません。
例えば、
- 夕食後30分間を練習時間とする
- 入浴後30分間は必ず練習に充てる
このように、日常の活動から練習を始める条件を設けることが推奨されます。
これにより、練習を日々の活動に組み込むことができます。
演奏したい楽曲を選ぶ
エレキギターを始めたからには、演奏したい楽曲があるでしょう。
まずは、自分が演奏したい曲を選び、その楽曲のタブ譜を手に入れましょう。
選んだ曲を聴きながらタブ譜を見ることで、エレキギターの押さえるべき場所が明確になります。
その旋律やメロディが練習すべきフレーズです。
一音一音弦を弾くピッキングや、複数の弦を同時に弾くコードストロークなど、曲によってはさまざまな演奏方法があります。
それぞれを分解して練習していきましょう。
好きな曲のフレーズが少しずつでも演奏できるようになると、演奏への意欲も高まります。
しかし、すぐに完璧に演奏できるわけではありませんので、焦らずに練習を続けましょう。
エレキギターの独学にオススメの本・動画
インターネット上では、エレキギターを独学するための情報が溢れています。
多種多様な動画や書籍があり、どれを選べばいいのか迷ってしまうほど。
しかし、多くの資料に手を出しすぎると、練習が停滞し、結果的には中途半端な状態で終わる恐れがあります。
そのため、学習資料は動画や書籍を一つに絞り、集中して取り組むことが、混乱を避ける上で効果的です。
ここでは、エレキギターの学習に役立つ、特にオススメの書籍や動画をご紹介いたします。
ギターマガジン
エレキギターの情報が豊富な専門雑誌です。
ギタリストのインタビューや機材紹介、また初心者向けの練習方法の記事もあります。
ギターマガジンのWebサイトでは、会員登録をすればバックナンバーが閲覧可能で、大変便利です。
「ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集」
初心者にもやさしい、イラストも豊富な分かりやすい教則本です。
著者の「いちむらまさき」氏は、ギターレッスンも手がける現役のミュージシャンです。
「いちむらまさき」YouTubeチャンネル
初心者向けの練習方法の動画や、レッスン動画、エレキギターの知識や音楽理論の動画もあり、ためになるチャンネルです。
エレキギターを独学で始める際の心構え
ここではエレキギターを独学で始める際の心構えを紹介します。
自分の気持ちが上がるエレキギターを持つ
「憧れのミュージシャンと同じだ!」や、「大好きなカラーでかわいい!」など、まずは形や色で選んで構いません。
そのエレキギターがある事で、気持ちが上がるエレキギターを選んでください。
「価格が安かったから」や、「たまたま売っていたから」などの理由で選んでしまうと、気に入らずそのギターを弾かなくなってしまい、結局辞めてしまいます。
欲しいギターがとても高価な場合は、実際に楽器屋さんに出向いて、たくさんのギターを見てみましょう。
自分の気に入るギターがきっと見つかります。ネットで選ぶのは便利ですが、実際に見る事をオススメします。
アンプから音を出す
エレキギターはそのまま弾いても音は出ますが、エレキギター本来の音ではありません。
アンプにケーブルで繋いで音を出す事が前提であり、醍醐味はアンプから出る音にあります。
「部屋で大きな音は出せない」や、「夜しか練習できない」場合、大音量を出さなくても、練習用の小型アンプやヘッドフォンで練習できるタイプもあります。
そのまま弾き続けていると、「憧れのギタリストの音と違う」や「思っていた感じと違う」となり、辞めてしまいます。
皆様が耳にするCDなどのエレキギターの音は、アンプから出る音を録音したエレキギターの音です。
ぜひ、アンプに繋いでエレキギターの本当の音を体感しましょう。
ストラップを付け、立っても座っても、ギターを同じ高さにする
「座ると弾けるけど、立つと弾けない」と言う問題が、よく起こります。
座って弾く時と、立って弾く時の、エレキギターの高さ(弾く位置)が変わる事が原因です。
解消方法としては、座って弾く際にもストラップを付け、座った場合と立った場合、同じ高さになる様にストラップの長さを調整します。
これで、どちらでも同じ弾き心地になります。
また、ストラップを付けてエレキギターを構えた時に、ヘッド(ネックの先端)が下がってしまうと、左手はギターが下がらない様に支えるため、無駄な力が入り、左手の動きが制限されてしまいます。
スムーズに左手を動かすために、ヘッドが下がって来ない様、ストラップの長さを調節しましょう。
「エレキギターってどんな音?」ライヴ動画やYouTubeを活用しよう
「この曲の、この部分ってエレキギターで弾いてるの?」や、「あのギタリストはどう弾いているのだろう?」など、疑問が出てきます。
そこで、ギタリストが実際に弾いている映像を見ましょう。今は教則本も動画と連動している物もあり、オンライン授業のように活用できます。
YouTubeにはギター初心者に向けた動画もたくさんあります。スマートフォンやパソコンを活用しましょう。
エレキギターの独学に限界を感じたら・・・
しばらく独学を続けていると、難しくて分からないことや、どうしても弾けないフレーズが出てきたりと、壁にぶつかることがあります。
そんな時は、ギタースクールや、個人レッスンを活用するのもアリでしょう。
今は、スクールに通わず、オンラインレッスンを行っている所もあります。
自分にあったレッスン方法を見つけましょう。
シアーミュージックや椿音楽教室ではオンラインレッスンをやっています。
家で気軽にレッスンを受けられるのでおすすめです。
基礎から学びたい方は古川先生のギター講座がおすすめ
古川先生主催のソロギター入門講座は、自宅でギターの奏法を身につけたい方に最適な、動画を用いた学習プログラムです。この講座では、クラシックギターやガットギターとしても知られるソロギターに焦点を当て、メロディと伴奏を一本のギターで表現する技術を紹介しています。特に、ギターの音だけで楽曲を奏でたいと考えている人にぴったりの内容です。
講座の指導を務める古川忠義先生は、プロギタリストとしての顔を持ちながら、関西地方を中心に豊富な指導経験を積んできました。彼が運営する「テディーズ・ギター」教室では、これまでに1,600人以上の生徒にギターを教え、その指導法は初心者にも分かりやすく、楽しみながら学べると高い評価。
本講座の魅力は、自分のペースで何度でも視聴できる動画レッスンにあります。DVDを使った解説では、古川先生の指の動きを細部にわたり確認できるため、ギターの弾き方のコツを掴むのに大変役立ちます。
加えて、ソロギター演奏に不可欠なドレミの奏法も学べるため、さまざまな楽曲にチャレンジする基盤に。
さらに、学習中に不明点が生じた際は、メールを通じて古川先生に直接質問できるため、安心して学習を進めることが可能です。独学での挑戦が難しいと感じる方でも、この講座を通じてソロギターの演奏技術を身につけることができるでしょう。
まとめ
- 自学でもエレキギターは手がけられ、教育的な書籍やインターネットの動画が支援となる。
- 効果的な訓練手段には、日々の最低限の練習時間設定、練習空間の準備、訓練開始の基準確立、好みの楽曲の選定が含まれる
- 楽器を楽しむ秘訣は、自分の好みに合うギター選び、アンプを通しての音色発見、ストラップを用いた演奏姿勢の統一である。
- ギタリストの技を見て学び、彼らの手法を追体験する
エレキギターを自分で学ぶ際、いろんな教本やネットの情報が役に立ちます。
大事なのは、毎日ちょっとでもいいからギターに触る時間を作ること、すぐに弾けるようギターを置いておく場所を決めること、そして自分なりの「今日はこれをやる!」という小さな目標を持つこと、あとは自分が弾きたいと思える曲を見つけること。
ギターを弾く楽しさをもっと感じたいなら、自分のスタイルにドンピシャのギターを見つけて、アンプを通して本物の音を出してみること、そしてストラップを使って立っても座ってもバッチリ弾けるようにすることも大切。
最初は一人でやってみて、そのうちバンドを組むなど、エレキギターの楽しみ方はいろいろありますよ。
書籍や動画など、いろいろなツールを使って、エレキギターを楽しんでみてはいかがでしょうか?
自宅で練習!自信をもって演奏!
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